はじめに:1000万円は遠いけど、手が届く距離にある
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「20代で資産1000万円」って聞くと、なんだか別世界の話に思えませんか?
でも実は、特別な才能や起業をしなくても、普通の会社員の年収(たとえば400~500万円)からでも狙える目標なんです。
カギは、収入 × 支出 × 期待リターンの掛け算です。
たとえば手取り20万円のうち、生活5:娯楽3:貯蓄2の「5:3:2ルール」に従うと、貯蓄は月4万円しか残りません。これでは1000万円は遠い…。
でも「投資を娯楽に」してみたらどうでしょう?
娯楽費6万円のうち半分をインデックス投資に充てれば、月10万円を積み立てられます。年5%で運用すると、7〜8年で1000万円が見えてきます。
夢物語じゃなく、数字で裏付けられる「現実的な計画」なんです。
まずは前提をそろえてみよう
- モデルケース:年収450万円(手取りはだいたい350万円くらい)
- 生活費の目安:手取りの半分(月11~12万円程)
※ボーナスが4か月分の場合 - 投資リターン:インデックス投資の平均年利回りは5%と言われてるので、5%で計算します。
結論、「月10万円を投資に回す」前提なら、十分現実的なシナリオです。
ボーナスが年4か月分とすると月の積立額は7.5万円くらいになり、それでもボーナスは半分程好きに使えます。ボーナスを全額投資するなら月5万円程の投資で済み、かなり現実的な金額になります。
お金を増やす方程式はシンプル
結局のところ、資産形成は
資産=(収入 − 支出)+ 運用リターン
この式に集約されます。
大事なのは、
- 貯蓄率を高める(支出を整える)
- 投資でお金に働いてもらう
この両輪を回すこと。
20代のうちは「経験に投資しよう」という言葉もよく聞きます。もちろん経験は大事ですが、資産形成を置き去りにしてしまうと、30代以降に「貯めておけばよかった」と後悔する人も多い。旅行や趣味もいいけれど、「未来の自由時間を生む資産」も同時に積み上げたいところです。
実際にシミュレーションしてみる
では「毎月10万円(年間120万円)を年5%で運用した場合」を表にしてみましょう。
年 | 累計拠出 | 運用益(概算) | 評価額 |
---|---|---|---|
1 | 120万円 | 0円 | 120万円 |
2 | 240万円 | 6万円 | 246万円 |
3 | 360万円 | 12.3万円 | 378.3万円 |
4 | 480万円 | 18.9万円 | 517.2万円 |
5 | 600万円 | 25.8万円 | 663万円 |
6 | 720万円 | 33.1万円 | 816万円 |
7 | 840万円 | 40.8万円 | 977万円 |
8 | 960万円 | 48.8万円 | 1,146万円 |
7年で977万円、8年で1146万円。
つまり「1000万円」は8年前後でクリア可能。
積立額を変えるとどうなる?
- 月8.3万円(年間100万円) → 約9年で1000万円
- 月10万円(年間120万円) → 約8年
- 月12.5万円(年間150万円) → 約6年
更に副業を少しプラスすれば、もっと早くゴールに近づけます。
収入を増やすためにできること
正直、節約だけで1000万円を目指すのはきついです。
もちろん固定費を見直すのは大事ですが、20代はまだ伸びしろのある年代。本業や副業を通じて収入を増やす努力をしていくと、達成までのスピードは一気に早まります。
本業での昇給を狙う
「毎年1万円の昇給」って聞くと少なく感じるかもしれません。でも基本給が月1万円上がれば、ボーナス込みで年15万円前後は増えるんです。5年積み重なれば年収は70〜80万円違ってきます。
資格を取る、上司にしっかりアピールする、成果を“見える形”で残す。地味に見えても、これをやるかやらないかで10年後の年収に差がつきます。
転職という選択肢
もし昇給が物足りないと感じたら、「外の世界を見てみる」のもひとつです。実際、同じ業界・同じ職種でも会社が変われば待遇が変わるのはよくあること。私の周りでも20代で転職して、いきなり年収が50〜100万円上がった人は珍しくありません。
もちろん転職はリスクもありますが、「今の職場で積み上げて得られる昇給」と「転職した場合の年収アップ」を比較してみるのは立派な自己投資です。
副業で小さくスタート
副業というと「大きな成功」をイメージしがちですが、最初は月2〜3万円で十分です。年間にすると+30万円。これを投資に回せば、資産形成のスピードが確実に変わります。
ブログ、スキル販売、動画編集、ライティング…。始めてみると意外と「思ったより自分に合うもの」が見つかるものです。小さくても継続できれば、資産だけでなく自分の市場価値も高められます。
支出を見直すコツ
収入を増やすのと同じくらい、支出を整えることも大事です。特に20代のうちは「固定費のコントロール」が効きます。
家賃は“見栄”より“余裕”を優先
手取りの25%以内。これを守るだけで、毎月数万円の余力が生まれます。新築のマンションに住みたくなる気持ちはわかりますが、将来の選択肢を広げるためには「余裕のある家賃設定」が最強です。
固定費の削減は即効性あり
スマホを格安SIMに変えるだけで月数千円、年間では数万円。サブスクも「なんとなく払い続けているもの」を整理するだけで、意外と浮きます。これは“今日できること”の代表格です。
保険はシンプルに
独身や子どもがいない20代なら、生命保険は基本不要です。万が一のために高い保険料を払い続けるより、コツコツ資産を積み上げて「自分で守る」方が合理的です。
浪費と投資を見極める
旅行にお金を使うのは一見浪費。でも、その旅行でモチベーションが上がって「翌年昇給につながった」なら、それは投資です。大事なのは「そのお金が未来の収入や成長につながるかどうか」。ここを意識するだけで、お金の使い方の精度がぐっと上がります。
投資戦略はシンプルでOK
投資は「難しいことを考えるより、仕組みに乗る」方が長続きします。
- つみたてNISAを満額活用:全世界株やS&P500のインデックスファンドで十分。これだけで世界の成長に乗れます。
- 生活防衛資金を確保:生活費の3〜6か月分は現金でキープ。これがあるだけで、投資でリスクを取るときに安心できます。
- 複利の力を信じる:20代で始めれば、10年後の自分に「やってよかった」と本気で感謝できます。雪だるまを転がすように、最初は小さくてもだんだん大きく育ちます。
ゴールまでの時間感覚
「7〜10年の長期戦」と聞くと長く感じるかもしれません。
でも冷静に考えてみてください。スマホが登場してから10年以上たっているし、大学を卒業してからあっという間に数年過ぎていませんか? 10年って意外と早いものです。
株価が下がると気持ちは揺れます。でもそれは「バーゲンセール」。同じお金でより多くの口数が買えるチャンスなんです。
そして何より、20代という時間の武器を持っていることを忘れないでください。30代以降に同じ資産を築こうとすると、もっと大きな金額を積み立てないと追いつけません。
「今から始めるか」「後回しにするか」で、未来の自由度がまるで違ってくる。だからこそ今日が一番若い日なんです。
積立投資を始めるなら楽天証券がおすすめ
もし「これから積立投資を始めたいけど、どこで口座を作ればいいの?」と悩んでいるなら、私はまず楽天証券をおすすめします。
理由はシンプルで、使いやすくて続けやすいから。
- 楽天カード払いで積立すると、そのまま楽天ポイントが貯まる
- スマホアプリが直感的で、資産の増え方がすぐに見られる
- 全世界株やS&P500といった王道インデックスファンドもちゃんと揃っている
私が最初に開いた証券口座はSBI証券でしたが、サブとして楽天証券を使いだした時、使いやすさに驚きました。
気づいたらもう数年コツコツ積み立てが続いています。やっぱり仕組みがシンプルだと、投資が習慣になるんですよね。
「将来のために少しでも資産を作りたい」そう思ったときに、まずは口座を開設して最初の一歩を踏み出すのがおすすめです。
楽天証券について詳しく述べた記事も書いておりますので、是非見てみてください↓
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まとめ
- 年収450万円でも、手取りの半分を生活費に抑えれば、月あたり10万円を投資に回せる。
※ボーナスが4か月分なら月の投資額は7.5万円程。 - 年5%のインデックス投資を続ければ、7〜8年で1000万円に届く。
- 大事なのは「収入アップ」「支出最適化」「投資の継続」。
- そして何より、今日からの1万円の積立が未来を変えます。
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