結論
こんにちは。今回は、投資初心者から経験者までに自信をもっておすすめできる「最強のマネーマシン」の作り方をご紹介します。
結論から言うと——
👉 楽天証券と楽天銀行をセットで使うこと
この2つを「マネーブリッジ」で連携し、新NISA口座で投資信託を積み立てることで、非常に効率的でお得な資産形成システムが完成します。
実は私自身はSBI証券と住信SBIネット銀行をメインで使っていますが、後から楽天証券×楽天銀行を併用し、その便利さに驚きました。
これから投資を始める方には、最初から楽天証券を選ぶことを強くおすすめします。
なぜ楽天証券×楽天銀行が最強なのか
マネーブリッジによる自動入出金
楽天銀行と楽天証券を「マネーブリッジ」で連携すると、証券取引に必要な資金を自動で入出金してくれます。
SBI証券の場合、住信SBIネット銀行との「ハイブリッド預金」を経由させる必要があり、売買のたびに手動でハイブリッド預金⇔普通預金間で資金移動する手間があります。
一方、楽天証券では資金移動のストレスがゼロ。これが日々の投資を長く続けられる大きな理由になりますし、リタイア後は定期自動売却設定を行えば、年金のように楽天銀行の普通預金口座に毎月入金されます。
楽天経済圏との相性
楽天証券で投資信託を積み立てれば、楽天ポイントが貯まる・使えるというメリットも。
日常の買い物や楽天市場、楽天カード利用と組み合わせることで、「ポイントで投資する」というお得なサイクルを作れます。
マネーブリッジとは?設定方法を解説
楽天証券と楽天銀行をつなぐ「マネーブリッジ」を設定すると、証券口座と銀行口座の間で資金が自動で移動するようになります。
これにより、証券取引のたびに入金や出金を手作業で行う必要がなくなり、資産運用が格段にラクになります。
設定手順
- 楽天証券にログイン
- 「設定・変更」→「マネーブリッジ」メニューを選択
- 楽天銀行の口座情報を入力
- 本人確認(ワンタイムパスワードなど)を実施
- 申込完了後、即日または翌営業日から連携開始
👉 設定は数分で完了。これで証券の購入資金が自動で引き落とされるようになります。
更に、楽天カードで積立投資をすると楽天ポイントが貯まる
楽天証券では、楽天カードを使って投資信託を積み立てると、投資額の0.5%分の楽天ポイントが還元されます。
例:月5万円積立の場合
- 投資額:50,000円
- ポイント還元:250ポイント/月
- 年間で3,000ポイント(実質3,000円分)
このポイントはそのまま投資にも利用可能。
👉 「投資しながらポイントも貯まる」まさにお得な二重取りシステムです。
SBI証券は三井住友カードで積立投資を行うと同様にポイントバックがありましたが、昨年で出来なくなりました。
年間のカード使用額で条件を達成すればポイントバックされますが、ハードルが高いので楽天証券の方がベターです。
おすすめの投資信託2選
楽天証券でのNISA積立におすすめするのは、以下の2つです。
- 楽天・プラス・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
これらは、人気の「eMAXIS Slim」シリーズよりも信託報酬が安いのが強みです。
元の信託報酬がより低いのに加え、更に『投信残高ポイントプログラム対象』の対象となりますので、実質の信託報酬は更に低くなります。
信託報酬とマザーファンドの比較表
ファンド名 | 信託報酬(年率) | マザーファンド | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.0561%(実質0.0391%) ※投信残高ポイントプログラム対象 | FTSEグローバル・オールキャップ連動 | 日本含む先進国+新興国の約7,000社に投資 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.05775% | MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス連動 | 日本含む先進国+新興国の約2,500社に投資 |
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 0.077%(実質0.049%) ※投信残高ポイントプログラム対象 | S&P500連動 | 米国の主要500社に集中投資 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | S&P500連動 | 米国の主要500社に集中投資 |
※数値は執筆時点。最新は各社公式ページをご確認ください。
全世界株式はどちらを選んでも問題ない理由
「楽天・全世界株式」と「eMAXIS Slim 全世界株式」では、指数が違うものの
- 分散効果
- 長期的なリターン
に大きな差はありません。
重要なのは、低コストで世界中の株式に分散投資できるかどうか。
その意味で、「楽天・全世界株式」を選んでも投資成果に大きな差はなく、安心して積立可能です。
楽天・プラスシリーズを選ぶべき理由
2025/7/29時点で楽天・プラス・インデックス・ファンドの投信残高ポイントプログラムの年率は以下の通りです。
・楽天・プラス・S&P500は年率 0.028%
・楽天・プラス・オールカントリーは年率 0.017%
例えば、楽天・プラス・S&P500に100万円を積み立てていると、年間280ポイント(0.028%)が還元され、実質の信託報酬は490円(0.049%)になります。
元の信託報酬の安さと合わせると、実質コストはeMAXIS Slimシリーズよりはるかに有利です。
さらに余裕があればiDeCoも
楽天証券ではNISAだけでなく、iDeCo(個人型確定拠出年金)も利用できます。
メリットは以下の通り:
- 掛金が全額所得控除 → 節税効果
- 運用益が非課税
- 将来の年金の上乗せになる
楽天・プラス・全世界株式&S&P500 も iDeCoで選択可能。
iDeCoの始め方
- 楽天証券のiDeCoページから申込み
- 書類記入・本人確認書類提出 ※会社の人事総務部の方に書類の記入をして頂く必要がございますが、必要な手続きは楽天証券から送られてくる資料に詳細に書かれておりますのでご安心を。
- 審査完了後、専用口座が開設される
- 積立額を決めて(5,000円~)商品を選択
- 自動で毎月積立 → 非課税で運用スタート
積立設定のやり方(楽天証券)
あえて操作方法のスクリーンショットは載せておりません。
以下に箇条書きしていることをそのまま行えば設定完了出来る程、楽天証券のUIは解りやすいのも強みです。
- 楽天証券のログイン画面 → 「投信」メニューへ
- 積立設定 → 投資信託を選ぶ(楽天・プラス・全世界 or S&P500がおすすめ!)
- 「積立金額」と支払方法は「楽天カード」を指定(積立金額は手取りの1~2割位が無理なくおすすめ!)
- 積立日を選択(楽天カード積立の場合、毎月1日)
- 確認して設定完了
まとめ
- 楽天証券×楽天銀行をマネーブリッジで連携すれば、資金移動の手間ゼロ
- 楽天経済圏を活用することで、投資+ポイント還元の二重効果
- 投資信託は 楽天・プラス・全世界株式 or 楽天・プラスS&P500 が低コストでおすすめ
- 余裕があれば iDeCoも活用して節税+将来資産形成
今から始めれば、あなたの「最強のマネーマシン」が動き出します。
ぜひ楽天証券×楽天銀行で、効率的な資産形成をスタートしましょう。
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